2013年11月6日水曜日

少年であれ?

ふとしたきっかけでこの歌を知った。「もう少し遊べ。抜くとこは抜いていけ。楽しいことだけを選べ」というこの歌。自分の育ってきた時代の考えとは真逆のこの歌。「遊んでもいいがその分勉強しろ。努力が未来を切り拓く。苦労は買ってでもしろ」と教わってきた自分の世代からは、正直、簡単には理解できない。そう思った。

ただ、この歌、幼いころから、さまざまな競争社会で疲弊し、生きる光を失いかけている若者に向けているとすれば頷ける歌だ。人は弱い人もいれば強い人もいるし、どんな人も弱ることはある。そうしたときには、頑張ることを止め、頑張れる時が来るまで体も心も休めることは必要だと思う。また頑張りたくなった時に頑張り始めれば良い。人生は長いから焦る必要ない。もしかしたら、この歌はそういう歌なのかもしれない。少なくとも自分はそう受け止めた。

でも、単に頑張ることに意味を見いだせなく、頑張ることから逃げている子が、この歌の字面だけをとらえて怠けてしまったら、本末転倒だけどね。おじさんはそう思う。

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