2015年6月6日土曜日

海抜4mに咲くクロユリ

職場のそばでパシャリしたんです。クロユリでしょ。
クロユリといえば、白山を代表格として亜高山帯や高山帯に咲く、れっきとした高山植物だと思っていた。つい先日までは。
ところが、当地に住み始めて2年になる今になって、街の中にひっそりと咲いているこの花を発見した。その場所は、職場のそばの海抜4m地点。「ウソだろ」と思った。何かの間違いだと思った。でも、よくよく見ても間違いなくクロユリ。しっかりと写真に収めて、部屋に戻ってからネットで調べてみると、どうも当地のような低地にも分布しているようなのだ。高山帯などに生息しているクロユリをミヤマクロユリと呼ぶのに対してエゾクロユリと呼ぶらしい。それでもクロユリはクロユリで、やはり高山植物なのだ。恐るべし当地...。ちなみに「愛する人へそっと贈ったクロユリを相手の人が手に取れば二人はきっと結ばれる」そんなアイヌの伝説があるそうです。見た目と反してロマンチックな話ですね。

2 件のコメント:

  1. 青空です、
    こんばんは、

    珍しい花が咲くところなんですね、
    黒いゆりは、見たこと無いです。

    こちらでは、7月になれば、ゆりが咲くでしょう

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    1. 青空さん、いつもどうもです。
      ご存じなかったですか?このクロユリ、白山が有名で、
      石川県の郷土の花としても指定されているようです。
      こちらもいろいろな花が咲き始めました。

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